いま世の中は物質的な豊かさと反比例するかのように心は荒廃し、家庭や社会でさまざまな問題を抱える人が多くいます。しかし、現在の自分のまわりにある問題は、生まれてから今日までの心のあり方、生き方の結果なのです。「心の法則」を理解し自分の心を変えることで問題は解決します。
Q
四歳の男児です。お友達と遊んだあとや習い事の帰りなどで、時々「僕、おりこうさんだった?」「頑張ったあ?」と聞いてきます。「よく頑張ったね」「お母さん、嬉しかったよ。」などと答えていますが、もっと日頃からどのように接していけば子供の気持ちを満たしてあげられるのでしょうか。(30代 女性)
A
子供は尊い神の子なのですから、天高く神として崇めるという心をお持ちになっていると常に子供の心のなかにお母さまの心を通して“尊いお方”というエネルギーが流れます。それでもう子供は大満足するのです。逆に“自分の子供”という意識で、お勉強ができなかったりいけないことをしたときに「何も分かってっていない」「この子はだめね」などと思えば、そういうエネルギーが全部子供に流れます。・・・
Q
高校生の娘が友達と乱暴な言葉遣いで会話しています。また、挨拶ができずご近所の方に声をかけられても無視して通り過ぎてしまい恥ずかしく思っています。やはり親の躾が悪かったということなのでしょうか。 (40代 女性)
A
まず家庭での日常生活のあり方が大事です。戦前の名家では、子供が小学校の低学年の時期でも、朝起きて最初に両親の所に行き、きちんと正座して「おはようございます」と挨拶をしていました。そして両親も子供に「おはようございます」と、お互いに挨拶をしていました。そして子供自身できちんと身支度をして、食事もきちんと行儀よくして、特に父親の前では尊敬語・丁寧語を使い、尊敬すべき態度をとらなくてはという家庭教育がなされていました。・・・
Q
小学四年の息子がよくおねしょをしてしまいます。なにが原因なのかと心配しています。 (30代 女性)
A
夜寝る前に水をたくさん飲んだり氷を食べたり、体が冷えることをするとか、夜中に寒かったりしますと、大人でもよく夜中にトイレに行きます。そのように、肉体が“冷える”ということは心が冷えている、ということにもなるのです。心が少し愛に飢えている状態なのです。愛とはぬくもり、温かさです。・・・
Q
近くのコンビニの前で子供たちが平気で地べたに座って飲食しています。あらゆる所で道ばたに座り込む若者が多いのですが、なぜでしょうか。 (50代 女性)
A
お母さんから子供の心へ本当に正しく美しく清い愛を入れてあげたら、子供は清く美しく豊かな心に育ちます。そうすると心で汚いものときれいなものの区別ができるようになり、地べたがいかに汚いか、ということも分かります。食事をするときはどこでするべきか、ということも小さいときにきちんと躾けておけば、地べたには座りませんし、食事もきちんと食卓でとることができます。・・・
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